155  村田真彩

黒い瞳に穏やかな優しさ

 キュッと絞られた足首につながる長い足が、さらなる魅力を引き寄せる。深く静かな黒い瞳に、穏やかな優しさが響く。

 20歳の時に小学3年から始めたバトントワリングの競技生活に区切りをつけ、「興味があった」モデルの道を目指し始めた。「バトンをやっていた時からモデル体形って言われていたので」と笑顔が咲いた。

 学生時代はモデルとして活動。卒業後は美容師としてブライダルの現場で「人生の一番輝く日」を演出する日々を送っていたが、昨年11月に復帰。「厳しい世界だけど、一番になりたい」と再び歩き始めた。

 バトントワリングでは高校1年の時に世界大会に出場し、金メダルを獲得した。「毎日練習、練習。バトンが生活の一部で、すべてをかけていた」とバトンにささげた青春を振り返る。「世界大会で味わった緊張感」を思えば、「ショーの緊張感、高揚感が楽しい」と経験を糧にした。

 「CM、雑誌にも出たい。オーディションを勝ち取っていきたい」とアスリートの血が巡る。そして「何でも挑戦して、影響力のある人になりたい」。

 (ヘアメーク 増谷祐佳)2016-3-28

むらた・まや erg-Au

T171、B80 W59 H85 大阪府出身。着物、ブライダルなど多数ショーに出演。ショーだけでなく多方面に活躍の幅を広げる。