174  長谷川紗希

両親を脅迫状で説得

 キラキラと輝き続ける“やる気”が、キリッとした表情を育む。さらなる高みを目指す目力に、夢の舞台を引き寄せる“引力”が宿る。

 幼いころから芸能界に憧れ、「テレビの向こうの世界に行きたかった」。そのほのかな思いを強くしたのが中学2年の時だった。バスケットボールに没頭していたが、「雑誌を見たときに直感でこの雑誌に出たい、こうなりたい」と強く思ったという。

 高校卒業を控え、オーディション用紙に写真を貼って準備を整える。反対していた両親には手紙を書いて説得した。「まるで脅迫状みたいだった」と笑みがこぼれる。

 「厳しい世界」で勝負するため「常に考えるようにしている」と、感情の引き出し方や「内から出せるような気持ちを大切にする」表現の方法などを研究する。

 「海外に行きたい。海外のショーに出続けるモデルになる」ことが夢。それも「2年以内に」と自らハードルを設定した。「どこにいても輝いている人は輝いている」。“やる気”に加速度が加わった。

 (ヘアメーク 増谷祐佳)2016-8-22

はせがわ・さき   KCE

T166 B78 W59 H81 大阪府出身。2016ミスユニバース大阪ファイナリスト。ショーをメインに活躍し、仕事の幅を多方面に広げる。