野球の仕事　携わりたい

　夏のさんさんとした太陽を和らげる、小陰のような優しさがこぼれる。

　「目立つことが好きだった」小学生の夢は「モー娘。に入ってアイドルになる」だった。しかし、残念ながら「音痴でリズム感がない」ことに気づいてしまう。さらに「発表会で着る衣装がなく、似たような服を探して着ていた」ほど、ぽっちゃりしていた。

　その時に「細い人に憧れ、見返したい」と思った気持ちは多感な時期も持ち続け、大学生になって事務所の扉をノックしてその気持ちに応えた。

　大学卒業後は少し業界から離れた時期もあったが、再始動して「安易な気持ちでやっていた」ことに気付く。野球場でビール売りをしていたほど野球が好きで、「しゃべれるようになって、野球の仕事に携われるように」と、今は明確な目標がある。

　日々の動画ライブ配信は欠かさず、「長くて７時間配信。ライブ配信はこれからも続けていく」とますます発信力を高めていく。「球場の半分を私のファンで埋められるほどの影響力のある人になりたい」

　（ヘアメーク　大森未来）2020-8-22