初々しくかわいらしい

おっとりした笑顔に、癒やしの潤いが巡る。ゆったりとした話し方が、初々しさにあふれてかわいらしい。

　小学生の時は背の順がいつも後ろで、「その時からモデルをやりたいと思っていた」。しかし「どうやって事務所を探したらいいのか分からなかった」と、モデルになりたい気持ちを温め続けた。

　そして中学３年の時に夢が近づいてきた。「お母さんの知り合いの人に紹介してもらって」事務所を見学。「最初は怖いイメージがあったけど、入りやすかった」と、自然の流れでレッスンが始まり、最初の一歩を踏み出した。

　「ショーは緊張するけど楽しい」とこれまではショーが中心だったが、これからは「ショー、スチールを半々ぐらいにやっていきたい」と意気込む。そして「もうちょっと力を付けて、いつかは東京に行ってみたいと思う」と夢はふくらむ。

　「雑誌の専属モデルになりたい。そしてもっと大きいショーに出てみたい」。チャームポイントのまゆ毛が、瞳とともにぴくっと揺れた。

（ヘアメーク　増谷祐佳）2014-12-22