「レギュラーを」飛躍誓う
穏やかな笑顔に浮かぶ二つのえくぼに、ほっこりとした安心感が漂う。柔らかでもの静かな口調にも、優しさがにじむ。
「ご縁があって」20歳を過ぎたころからモデルの仕事を始めた。「末永くやっていきたい。おばあちゃん役もできたらいいなと思う」と気負いはない。
昨年は「自分のダメな所、癖が見えた」と、さまざまに学んだ1年。「自分の中で何かが見えた」とも。そして今年は「昨年学んだことを使えるようにしたい。スチール、映像に特化して、レギュラーの仕事を取っていきたい」と飛躍を誓う。
モデルの仕事は「技術者だ」と言う。風景、服になじむような雰囲気や表情を作り、服のしわを見せないようにし、顔の筋肉にまで気を配る。「現場でできる対応力が必要だから」
タイ式ヨガのインストラクターで、姿勢を意識することが大切だと指導する。子どもとの共演も多く、「家族のような仕事ができれば」。京都・嵯峨野にある芸能の神社「車折(くるまざき)神社」で引いたおみくじは“凶”。それでも前向きに捉え「もう下がないので、後は上がるだけです」
(ヘアメーク 増谷祐佳)2018-1-29
やな Vithmic Model Agency
T166 B80 W60 H86 大阪府出身。スチール、映像をメインに活躍中。