
来年に向け準備万端
笑顔の優しい表情に、親しみやすさがあふれ出る。
小学6年生の時に偶然手にとった雑誌を見て「ファッションが好きになった」。そこで「モデルをやりたい」という意識が芽生えたという。
しかし、中学生の時に顎がゆがむなどの症状が出る顎変形症を発症する。「10代ではできない。20代でやろう」。モデルへの憧れが心の支えとなり、手術を経て病を克服した。「手術が終わって、笑うことがすてきだと思った」と笑顔を取り戻した。
「ミセスになっても続ける。人と触れ合えるモデルになりたい」と意気込む。「誰にでも見てもらえるポスターの仕事をやりたい。ブランドのショーにも出たい」と目標は広がる。
「書類で落とされて、悔しい思いが多かった」今年を振り返り、「誰よりも頑張る。来年に向けて準備はしている」と、その悔しさを糧にステップアップを狙う。「来年は今年以上に燃えます」。穏やかな口調の奥に、強い決意が見える。 (ヘアメーク 大森未来)2019-12-7
やなぎ・はるな Vithmic Model Agency
T172 B78 W58 H87 大阪府出身。ショー、雑誌などスチールで活躍中。