426 森田まお

憧れの世界楽しむ

 背筋に通る一本の芯が、15歳にしてすでに太くて強い。

 小学2年から6年までシンガポールで過ごした。当時は「前に出るタイプではなかった」が、アメリカンスクールで個性的な人たちに囲まれる中で「自分から個性を出さないと」と、引っ込み思案を封印した。

 アメリカンスクールでは劇、ダンス、歌などさまざまなことに挑戦。「舞台に立つチャンス」もあり、ここで「ステージに立つ楽しさ」を覚えたことが、未来への道につながった。

 中学3年で「和」がテーマのミスコンテスト「TEEN NADESHIKO NIPPON」でグランプリを獲得。「認めてもらえた」ことが自信につながり、今年から事務所に所属して活動に本腰を入れた。

 中学の時に英検1級に合格。ファッション誌を見るのが好きで「ここに自分が出ることを想像して頑張ろう」と思う。今は「自分が憧れていた世界にいることが楽しい」と目尻が下がる。「誰かの心の中で印象に残るようなモデルになりたい」

 (ヘアメーク 野田恵花)2022-7-16

もりた・まお  LAPISLAZZULI

T162 B78 W61 H88 兵庫県出身。