460 万徳充穂

心理学学び、表現に磨き

 形の整った瞳にスッキリした鼻筋、そしてキュッと結んだ口元に強い熱気がはらむ。

 12歳の時に「両親から応募するのが当たり前のように言われていた」国民的美少女コンテストに応募し、「乗り気ではなかった」が8万人の中の40人に残った。「応募の締め切り30分前にお風呂上がりと卒業式の写真を貼り付けて」送信したという。

 書類、面接、カメラ、動画審査を通過したが、結果はセミファイナル止まり。「会場で1時間泣いた」ほどの悔しさを味わった。その悔しさが原動力となり、「やる気になった」とこの世界に飛び込んだ。

 高校に入ってダイエット。将来のために標準語を習得した。そして「たくさんの作品を見て」演技を学ぶ。今年は主演した映画が2本公開となり、「日本アカデミー賞を」とさらに表現に磨きをかける。

 「負けず嫌いで好奇心が勝る」性格。新体操やフィギュアスケート、水泳に絵画教室など多くの習い事を「1日に三つはしごしていたこともあった」という。サッカーJリーグセレッソ大阪の「セレッソガール」としても活動し、通信制の大学で心理学を学ぶ。「モデル、演技と表現することは同じ。いつか自分のことを好きって言ってもらえるような人になりたい」。

 (ヘアメーク ASA)2023-3-25

まんとく・みつほ  STADIUM PROMOTION

T165 B82 W56 H88 奈良県出身。スチールメインに活動。CM、雑誌、ラジオ出演のほか、俳優としても活躍