芯の強さ、瞳の奥に
時代の大きな波にも決して流されない芯の強さが、高校生の瞳の奥にはっきりと光る。
小学2年生の時に「やりたいことが多すぎて」週の全部を水泳、英会話、ピアノ、ダンスなどの習い事に費やした。さらに「新しいことに挑戦したい」と、父親の仕事の関係で声を掛けてもらったモデルのレッスンも始めた。
モデルの体験レッスンでは「大人の中で子どもは一人だった」が「楽しかった」と好奇心が勝る。「舞台袖では緊張する」が、「お客さんがいて音楽が流れて歩く距離が長い」ショーが好きで、ランウェイに一歩出れば「服に注目してもらいたいと思って歩く」と冷静さも忘れない。
神戸コレクションのオーディションでは「もう少しの所までいった」が出演はかなわず「悔しかった」。気に入られなかったウオーキングに磨きをかけて「神コレに出る」と意気込む。
「流行を追いかけるのではなく、自分の好きなもの」を常に追求。「飽きる事も多い」が「好きなものが残ればいい」という信念がある。将来この道を進むかどうかで心は揺れるが、「モデルの仕事が好き」という思いは決して揺れない。
(ヘアメーク 中野栞)2021-9-4
アン LAPISLAZZULI MODEL AGENCY
T167 B75 W62 H86 大阪府出身。ショーへの出演がメインでメークモデルなどでも活躍中。