348 さくり

ああでコーデ
なんとなく「月様、雨が…」と月形半平太に傘をさしかける雛菊の台詞を思い起こすのは、わたしが新国劇を知っている古い人間だということと、和装が大好きなさくりさんの着物のような前さばきの見事さから。そのあとは「春雨じゃ、濡れていこう」と続くのですが、月形はその時すでに一丁ほど先を歩いていたという、今回は新解釈の「月形半平太」。どちらにしても雨はいつでもドラマティック。
 
2022-8-17