455 平野麗

モデルと医者、両輪で

 どこをどう探しても濁りや曇りがない透き通ったガラスのような透明感に満ちあふれる。

 小学生の頃からモデルと医者になることに憧れ、その両方を引き寄せた。まずはモデル。「美少女コンテストがあると親に教えてもらって」応募。書類審査を通過して面接会場に行った時に事務所に「声をかけてもらって」高校生で活動を始めた。

 そして医者。「高校では学校の勉強をしていた。塾に通ったのは3年生になってから」と授業を大切にして近畿大医学部に入学。今春卒業で、国家試験には「メンタル絶不調で友達と励まし合いながら」挑み、自己採点では「合格ライン突破」と白い歯がこぼれた。

 春からは研修医生活に入るためモデル活動はいったん休みに入るが、「終わったら活動したい」と両輪での活動を視野に入れる。「ほかの仕事をしながらでも憧れている仕事ができるということも伝えていきたい」

 モデルと学業の両立は「大変だった」が「両方やりたい」熱意でその苦難を克服。授業に出られない時は友達に助けてもらうなど「周りの環境に恵まれたことが幸せだった」と感謝は忘れない。「医者としてもテレビで活動し、自分にしかできない発信をしていきたい」

 (ヘアメーク ASA)2023-2-18

ひらの・うらら  STADIUM PROMOTION

T167 B76 W57 H82 京都府出身。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのパンフレットなどに出演。